結論として
GR86は前型と比べて「非常に良い」
乗り比べたら大半の人が思ったはず。さすがトヨタとスバルが力を入れて共同開発した車両です。
以下、個人的な理由を解説していきます。
2021年12月中旬、エージェントにGR86がやってきました。オーダーしたグレードは「SZ」のM/T車両。ZN6の「GT」にあたるグレードです。
外観が大きく変わり大人のスポーツカー、ポルシェやマセラティに少し似た雰囲気になりました。
純正ホイールが18インチのRZに対して、SZは17インチ。ZN6と比べてタイヤが少し引っ張り気味になっているのはリム幅が7Jだった純正ホイールがZN8では7.5Jに変更されているためです。
足回りの変更は無く、先代のパーツがそのまま取り付け可能となっています。下回りを見て、アンダーパネルや遮熱版の変更があったので少しやる気が出ました。
車検対応のストリート仕様として手掛けているZN6デモカー1号車のパフォーマンスで唯一物足りなかったのは「パワー」。ファイナルギヤの変更やビッグスロットル化とECUの現車合わせをする事で改善はしたものの、過給器を付けない限り根本的なパワー不足を解決する事は出来ません。
皆さんがサーキット走行で経験した、コーナリングでいくら頑張ってもストレートで抜かれる、離される。その弱点を排気量アップとビッグスロットル化で克服しました。
会社の駐車場から走り出した瞬間の力強さに思わず「おおっ!いいね!」と口にしてしまいました。
カタログ発表前にオーダーしたのは失敗だったか
18インチに変えるのは間違いなく、シートも変える前提だとシートヒーター必要ない。そう思ってSZにしましたが、、、
今思えば、RCが良かったと思っています。理由としては、ZN6のRCやGはスペックや快適装備がイマイチでしたが今回のSCは走りのスペックはそのままにカスタマイズする人にとっては無駄を省いた仕様になっています。約25万円も安いのでホイール代になります、、、カスタマイズ前提の方にはRCをお勧めします。
BRZが先行発売された事もあり、事前情報が豊富だった新型86。86BRZ専門店として旧型のパーツ在庫が豊富な弊社としてはスタートダッシュを決める事が出来そうです。
GR86はZN6の弱点を克服した、まさにエージェントがZN6で目指していた「ドライバーとクルマがひとつになれる」クルマだと感じました。
ノーマルでは遅かったり、色々と物足りない部分を自分好みにカスタマイズしていく楽しみは先代の86の方が勝ると思います。新旧86BRZ好きな人達と繋がって日本のモータースポーツ界を盛り上げて行きます!
今後のエージェントGR86の活動とカスタマイズをチェックして下さい(^^)