冷却水温の上昇で一気にパワーダウン!!意外と知られていない、猛暑から愛車を守る必須メンテナンス法

スポーツカーの中では壊れにくい86BRZですが夏場のスポーツ走行での油断は禁物です。

エンジン保護の為に、油温対策としてオイルクーラーの取付けが必須なのは有名な話です。

一方、エンジン冷却水はどうでしょう

代表的な対策としてサーモスタットをローテンプの物に交換するのが定番ですが

併せて行いたいのがエンジン冷却水を「レーシングクーラント」へ変更するという事です。

Moty’s レーシングスペッククーラントM747

高音・高負荷で過酷な状況で高い冷却性能を実現する一方で、レーシングクーラントとしてはまれな−34℃という凍結温度も確保しています

ただでさえローパワーの86BRZが水温上昇でパワーダウン

冷却水温度が高くなりすぎると、思わず

「あれっ???」

と声が出てしまうほどパワーダウンを体験することが出来ます

純正クーラントでスポーツ走行をしていた時に私自身も経験してしまい、オーバーヒートは免れましたがエンジンにダメージを負ってしまった苦い経験があります

その後、弊社デモカーに使用して効果は検証済みで、真夏の岡山国際サーキットを5周以上全開走行しても97℃以下をキープします(NAで純正ラジエーター)

テストを重ねた結果、夏以外でのスポーツ走行時に95℃を超える事はありませんでした

通常、クーラントは水道水と7:3や5:5の割合で希釈して使用しますが、レーシングクーラントは原液で使用します

全量交換がより効果的で86BRZでは約7リットル使用します

全容量がAT車で7.5ℓ 、MT車で7.2ℓなので時間をかけてしっかり抜けば1回の作業でほぼ全量交換が可能です

大切なクルマのエンジン保護やスポーツ走行でのタイムアップを狙うなら、レーシングクーラントへの変更をお勧めします

レーシングクーラントへの交換は工賃込みで約2万円となりまので、お近くのレーシングクーラント取扱店にご相談下さい

水温上昇を放置してスポーツ走行を繰り返すとエンジンにダメージが蓄積され、エンジンから異音が発生したり、オイル消費によるマフラーからの白煙が発生します

大切な愛車を守るためにも、是非お試しください(^^)

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